Kotlinの選び方
Kotlin Compiler、Kotlin JVM、Kotlin Script、Kotlin
Nativeのそれぞれにどのような特徴があるのかを紹介します。
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Kotlin Compilerの特徴 (おすすめ)
Kotlin Compilerとは
「Kotlin JVM」のビルドと実行環境、「Kotlin
Script」の実行環境のことです。
「Kotlin JVM」でビルドした結果や「Kotlin Script」のソースは、 「Kotlin
Compiler」がインストールされたWindows、macOS、Linux上で実行できます。
また、Javaで作られたライブラリ(jarファイル)を利用可能なため、 今までJavaで作ってきたソースなどの財産を活かすことができます。
Kotlin Compilerの開発環境
- JRE、または、JDKがインストールされている必要があります。
Kotlin Compilerの実行環境
- Kotlinがインストールされた環境なら、Windows、macOS、Linux上で実行できます。
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Kotlin Nativeの特徴
Kotlin Nativeとは
Windows、macOS、Linuxの各OS上で実行可能なバイナリをビルドすることができます。
そのため、それぞれのOS上でビルドを行い、それぞれのOSに対応した実行ファイルを作成する必要があります。
各OS用にバイナリとして実行ファイルができるため、実行ファイルを実行する環境にはKotlin環境を必要としません。
ただし、Javaで作成されたライブラリ(jarファイル)を利用することはできないため、 過去にJavaで作成したソースなどの財産を活かすことはできません。
Kotlin Nativeの開発環境
- JRE、または、JDKがインストールされている必要があります。
- macOSの場合、Xcodeがインストールされている必要があります。
Xcodeがインストールされていないと、ソースファイルのビルドができないようです。
自分の環境ではXcode9.2がインストールされていますが、バージョンが古いため、ソースファイルのビルドを実行できませんでした。
Kotlin Nativeの実行環境
- KotlinやJavaがインストールされていない環境でも、Windows、macOS、Linux上で実行できます。
ただし、Windows、macOS、LinuxのそれぞれのKotlinがインストールされた環境で、 実行ファイルを作成しておく必要があります。
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次のステップ
次のステップとして、以下の記事をおすすめします。よかったら、参考にしてください。
- Kotlinをインストールする手順 -
Kotlin
Kotlin CompilerやKotlin Nativeのインストール手順を紹介します。
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