IntelliJ IDEAでKotlin JVMプロジェクトをデバッグする手順

プロジェクトにソースファイルを追加

1. IntelliJ IDEAでKotlin JVMプロジェクトを作成しておきます。
   IntelliJ IDEAでのプロジェクト作成手順がわからない方は、 「IntelliJ IDEAでKotlin JVMプロジェクトを作成する手順」を参考にしてください。
   

2. 以下のような画面が表示されるので、画面左側にある「プロジェクト」の「src」、「main」の順に開き、 「kotlin」選択して、メニューバーにある「ファイル」をクリックしてください。
   
   

3. 以下のようなメニューが表示されるので、「新規」を選択してください。
   
   

4. 以下のようなメニューが表示されるので、「Kotlin ファイル/クラス」を選択してください。
   
   

5. 以下のような画面が表示されるので、以下の項目を入力し、「OK」ボタンを押してください。

   • 名前
     「Main.kt」と入力してください。
     
   • 種類
     「ファイル」を選択してください。
     
     

6. 「Main.kt」ファイルが追加されます。
   
   

7. 以下のコードを入力し、ファイルを保存してください。

   fun main(args: Array<String>) {
       var ans = 0
       val a = 3
       val b = 4
       ans = a + b
       println("ans : $ans")
   }

ソースファイルの実行

1. 画面左側にある「プロジェクト」の「Main.kt」を右クリックしてください。
   以下のようなメニューが表示されるので、「実行 ‘MainKt’」をクリックしてください。
   
   
2. Main.ktのビルドと実行が行われ、以下のような画面が表示されます。
   画面下部の方に「ans : 7」と表示されれば、実行完了です。
   

ソースファイルのデバッグ実行

1. 「Main.kt」の5行目にカーソルを置き、メニューバーの「実行」をクリックください。
   
   
2. 表示されたメニューの「ブレークポイントの切り替え」を選択してください。
   
   
3. 表示されたメニューの「行ブレークポイント」を選択すると、ブレークポイントが設定されます。
   
   
4. 6行目も同様に操作して、ブレークポイントを設定してください。
   
   
5. 画面左側にある「プロジェクト」の「Main.kt」を右クリックしてください。
   以下のようなメニューが表示されるので、「デバッグ ‘MainKt’」をクリックしてください。
   
   
6. 5行目のブレークポイントで停止し、画面下部にある「変数」に表示される「ans」が「0」となっていることを確認できます。
   
   
7. メニューバーの「実行」をクリックして表示されるメニューの「デバッグ・アクション」をクリックしてください。
   
   
8. 表示されたメニューの「プログラムの再開」をクリックしてください。
   
   
9. 6行目のブレークポイントで停止し、「変数」に表示されている「ans」が「7」となっていることを確認できます。
   再度、「プログラムの再開」を実行してください。
   
   
10. デバッグ実行が完了し、画面下部の方に「ans : 7」と表示されれば、実行完了です。
    

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